---ファッション論考・お洒落とはなんぞや?---
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二つの潮流編・ゴールドとシルバーー---
2:二つの潮流編: 「ゴールド」 と 「シルバー」
二つの潮流編
みなさんは、アクセサリーをするでしょうか?
実は私は、アクセサリーには、疎いんですよ。
最近は、男性でもアクセサリーをするようになりましたよね。
ピアスしてる男性がいても、何も珍しくなくなりましたからね〜。
さて・・・
上野のアメ横に行けば、シルバーアクセサリー店がひしめいています。
ストリートファッションが火をつけたとも言われる、このシルバーアクセサリー。
「銀の王様」とも言われる「クロム・ハーツ」を筆頭に、
いまや数え切れないほどのブランドが存在しています。
そして、何もシルバーの隆盛は、ストリートファッションだけではありません。
アクセサリーブランドにおける超一流ブランドの「ティファニー」すら、
今、店頭に置いているアクセサリーは、ほとんどシルバーです。
実は昔、アクセサリーといえば、金(ゴールド)でした。
金(ゴールド)は、世界の貨幣の基軸とされ、今でもその価値は不変です。
一時期、アメリカが自国の通貨(ドル)を世界の基軸にしようと試みました。
しかし、その試みは結局頓挫・・・まだしてないけど、いずれするでしょうね。
紙幣なんて、しょせんは単なる紙なんですから。
金(ゴールド)はその分子結合の強靭さで、価値が決して変化しません(酸化しない)
それに比べ、銀(シルバー)は脆く、価値が減少してしまいます(酸化しやすい)
将棋の世界で、金将、銀将なんてありますが・・・
実際の価値は銀(シルバー)6に対し、金(ゴールド)1です。
(金1グラム1906円、銀1グラム310円、2006/11/26現在、商品相場より)
また、金(ゴールド)は今、その輝き以前の問題として、
電気の伝導性の高さで、産業には絶対に欠かせない素材になっています。
金(ゴールド)に変わる産業素材は存在しないのです。
つまり、おそらく金(ゴールド)の価値は、今後も一定の価値がある事は間違いなさそうです。
しかし、銀(シルバー)は、はっきり言って何の価値もありません。
産業に使われることも・・・おそらく装飾品以外には無いでしょう。
つまり、資産的価値では、金(ゴールド)は、銀(シルバー)を圧倒しているのです。
一昔前、韓国で経済危機があった時、
金大中大統領が、各家庭から金(ゴールド)を集めたのは、有名な話ですよね。
さて・・・資産価値は金(ゴールド)があります。
しかし・・・まあファッションアイテムですからね。
資産的価値より、ファッション性で考えたほうが、現代的といえるのかもしれません。
資産的価値が高いという事は、値段が高いということですからね。
服装によってコロコロ変えられる銀(シルバー)のほうが、現代的といえるでしょうね。
私の個人的意見としてはですね〜・・・
金(ゴールド)は、茶系の服が似合うと思いますね。
銀(シルバー)は、黒系の服がいいんじゃないでしょうか?
つまり服装によって、変わってくると思いますね。
ま・・・経済力によっても変わってくるとは思いますが・・・
実は、今のシルバーアクセサリーブームの背景にはですね〜・・・
実は私の友人に・・・
クロム・ハーツを付けている友人がいるので、コレあんまり言いたくはなかったんですが・・・
だって、銀は1グラム300円なわけでしょ?
わかりやすく言いますと、500円硬貨で、7,2グラムなんです。
つまり、500円硬貨くらいのシルバーで、実際の値打ちは2100円なワケですよ・・・
あなたの付けてる、シルバーアクセ・・・どうです?
実際の値打ちと、購入価格を比べてみて下さいな。
で・・・
この前、面白い本を読んだので、その言葉を最後に代用して、私の意見にしたいと思います。
実はシルバーアクセサリーは、非常に利益率の高い商売として有名なんです。
成り金のイメージがあるのか、金(イエローゴールド)を嫌う人が多い。
「男のアクセサリーはシルバーに限る」とか言って、銀色ケースの時計をしているけど、
材質はほとんどはステンレススチールだ。
銀色がいいのなら、なぜホワイトゴールドやプラチナを買わないのだろう。
銀の時計はないに等しいから選びようがないものの、
ホワイトゴールドやプラチナは、どのメーカーでも使っている素材だ。
なのになぜステンレスなのか。
中にはステンレスの質感が好きだという人もいるだろう。
しかし、ほとんどの人は「ステンレスのほうが安いから」が理由のようだ。
それなら「男のアクセサリーは・・・」なんて言わないで欲しい。
そのせいで、イエローゴールドはどんなに肩身の狭い思いをしていることか。
「高価で手を出しにくい」をすりかえて、さも正論のように語られるのは非常に迷惑な話だ。
昔の時計を見ればわかるように、ケースはイエローゴールドが当たり前なのだ。
手間を掛けて作った高価なムーブメントは、
化学的に安定しており、また財産という点からもイエローゴールドのケースに収めるのが一番都合がいい。
ゴールドウォッチこそが時計のスタンダートなのだ。
とりあえず本当に金が嫌いなのか確かめて欲しい。
少々コストはかかるが、時計が好きなら18KYG・黒いワニ皮ストラップのドレスウォッチを
買って使ってみるべきだ。
自分のものとして手にすれば、イエローゴールドの優しくあたたかい色の魅力に気が付くはず。
「金=成り金」ではない。
大人のための上品な時計本来の姿を発見できると思う。
地神 司 著 「至高のパテックフィリップ」より抜粋
ふむ・・・金がいいか、銀がいいかはともかくとして・・・
ここまでズバッと正論を語られたら、反論の余地がないですな・・・
ばい しんどばっと ・・・・・2005/11/28より
至高のパテックフィリップ
この本は正にパテックフィリップオンリーです。
この本を読むと、
いかに著者がパテックフィリップが
好きな人がよくわかります(笑)
私はねえ〜・・・
まあ・・・買えないし・・・
パテックフィリップなんてさ・・・
注1
アクセサリーといえば、現代ではなんといっても「シルバーアクセサリー」です。