1:「黒」の時代
2:「紺」のジャケット
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服の色について
--Fashion--
ファッション論考
--Color--
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私はファッションの本を読むときがあります。

アイビーファッションを流行らせた、VANの元代表取締役の石津謙介さん。

ファッションジャーナリストかつ、コメンテーターの落合正勝さん

雑誌「an an」創刊に携わった、ファッション・アドバイザーの原由美子さん・・・他他


さてさて、で、皆さんが言葉をそろえていう言葉があるんです。





ふむふむ・・・

で、みなさんの定番のアイテムは何?と聞くと・・・

全員、こう書いてるんですね・・・





ええ、みなさん口をそろえて・・・

男女問わずに、です。


今、このページでも書いてるお洒落とは、基本的に「洋服によるお洒落」です。

で、洋服でお洒落してる以上、洋服のルールに従わなければいけません。

洋服のルーツはイギリスです。

で・・・イギリスではですね・・・

「紺」のジャケットというのは、一種の定番中の定番アイテムなんです。

これはカジュアルとか、フォーマルとか、ビジネスとか、そういう括りを完全にない世界での話です。


さて、お洒落の上級者のみなさんが、それぞれどう言ってるかといえばですね〜・・・



























さてさて・・・

実は、私は「紺」には特に興味のある人間ではありません。

私が、個人的に好きな色は「緑」なんですよ。

何故って言われると・・・う〜ん・・・植物が好きだからかな?

しかし・・・

どうしてこうも、「紺」と、お洒落の上級者が口やかましく言うのか・・・

ええ、わかってきました。

つい最近になってですけど。

では、その理由を述べてみましょうか。

これは、何の為にお洒落をするのか?という、お洒落の根源に関わる問題なんですが・・・


お洒落は何の為にするんでしょうか?

私は究極的な事を言えば、”生きる為”にするんだと思うんです。


例えば、ビジネスの現場でスーツ姿ではなく、黒のパンクファッションで仕事に出たらどうなります?

例えば、料理しているシェフが、汚らしい格好で料理していたら、どうなります?

一発でクビが飛びますよね?





さて、そう考えた場合、基本の服は何か?という問いかけがあった場合です。

基本の色は何か?という問いかけがあった場合です。





という回答が出来るわけですね。

なぜなら、ビジネス(仕事)こそ、人間が生きていく為に必要不可欠なものだからです。


ビジネスの基本色とは、ズバリ「紺」です。

ビジネスに係わり合いのある色なら、まず「紺」が頭に浮かぶはずです。


お洒落の上級者がいわんとするところは、結局のところココだと思うんですね。






また、「紺」は日本人に非常に似合う色です。

「紺」が似合わない人は、いないと言っていいでしょう。

その事も、お洒落の上級者達が「紺」にこだわる理由の一つだと思いますね。


う〜ん・・・なるほど・・・

私は紺のブレザー(ジャケット)を持ってないんですが・・・

これは考えを改めなければ・・・


さってと・・・

今から「紺」の上着でも買ってくるとするかな・・・

そうだな・・・

ジーンズに合わせれるように、綿の柔らかい生地のジャケットでも一つ・・・

うん・・・

きっと「定番のアイテム」になる予感がする・・・
 

ばい しんどばっと ・・・・・2006/02/28より
紺のブレザー
今年の夏、実は注目の「紺」!
理由は、各ブランドが掲げた
今年の夏のコンセプトが、「マリン(海)」
だから!

この前、渋谷の西武池袋に出かけたら、
大々的に「紺ブレ(紺のブレザー)」が
マネキンにディスプレイされてました。

個人的にオススメなのが、
銀のボタンのシングルの紺ブレ

紺ブレの基本は、金ボタンのダブルなんですが、
今の時代だと、チョッピリつらいっす。

気楽にまとえるような紺ブレが、
タンスに一着あっていいかもねw
↑はD&Gの紺ブレ
注1
---ファッション論考---
・・・リンクマップ・・・
Link map
し ゃ れ ど う
Coller
---服の色について・「紺」のジャケット---
2:「紺」のジャケット
「お洒落しようと思ったら、定番のアイテムを一つ持て」
「紺」のジャケット(ブレザー)
「お洒落」というのは究極のところ、生きていく為の方便なんですよ。
「お洒落」の基本の色とは、「ビジネス」における基本の色だ
「紺のブレザーは、男のワードローブの基本中の基本である。

だから、しかるべきメンズショップは、常に紺のブレザーのさまざまなサイズを揃え、

店のハンガーに掛けていなければならない。」

(石津謙介著 男たちへの遺言 より)


「私の”自分のスタイル”の基本が紺の上着に決まるまでに約十年かかってしまったが、

長い時間をムダにしたとは思っていない。」

(原由美子著 原由美子のおしゃれ上手 より)


「お洒落を目指そうとしている人は、段階的に、順次時間をかけることだ。
 
 僕の経験は、決して万全ではないかもしれないが、はじめは紺、次にグレイという選択は、

 誤ってないと思う。それこそ日本人の肌にもっとも適した色で、上品に見えるからだ。」

 (落合正勝著 男の服装 お洒落の定番 より)
「お洒落の基本」とは、「人生における最低限の作法」といってもいいんですね。