さて、みなさん?
「タイト・フィッティング」って知ってます?
タイト=キッチリピチピチという意味です。
革靴の本場、ヨーロッパでは、基本的に靴はタイトフィッティングなんです。
外国の靴は、みなほっそいですよね〜。
これは、見た目に綺麗ですが、実際足入れすると、かなりな違和感があります。
もちろん、西洋人と日本人の足型が違うというのもあります。
私は実際、外人さんの足を見たことがありますが、も〜違いますね。
日本人の足は、親指が一番長くて、それから斜め下に下がって幅広い足をしています。
外人さんは、中指が一番長くて、ほっそりしています。
このあたりの事情を知っておかないと、日本人は西洋カブレですから、
足に合わない外国製の靴を、「イイネ!コレ!」と言いながら、ムリヤリ履くハメになります。
日本人は、草履、下駄を履いてきました。
皮革技術が進んで無い(そもそも革が非常に少ない)というのと、
湿気が多いため、ムレル靴が受け入れられにくい・・・
と、まあイロイロな理由があるとは思いますが、とにかく革靴は履いてませんでした。
そのため、キツイ靴を嫌う傾向があります。
大体、みんなちょっと大きめのぶかぶかな靴、履いてますよね〜。
これが革靴の本場、イギリス人は違います!!!
あーた、も〜キチキチです!!!
痛いんです!!!
マジであのタイトフィッティングは、キチガイかと思います!!!
高島屋で、体験ビスポークしてたのを見せてもらった時の事なんですが・・・
でもね?
結果的には、コッチの方が、「良い靴」が仕上がるんです。
つまり、彼らは育ててるわけですよ。
「靴」を。
自分の靴としてね?
キツイ靴を時間をかけて、自分の足型に伸ばしてるんですよね〜。
もっとも、代償として外反母趾がすごいですけどねえ・・・
でも、彼らは平気の平左なんですよね・・・
あれ、どういう神経してるんだろうなあ・・・
フィッテイングは非常に難しいです。
これは実際に体で覚えなければ、ど〜しようもありません。
イロイロな靴に足入れして、まず、自分の足がどういう特徴かをわかって下さい。
その上で、妥協できる点、妥協できない点を自分で判断して、購入の判断材料に入れてください。
足はその日によって、サイズが違いますから注意が必要です。
足がむくんでたら、5ミリなんてあっという間に膨れますからね〜。
経験をかさねませう。
私も、最初は靴のフィッティングというものが、トンとわかってませんでした。
最近は、少しわかってきたかなあ・・・
でも、なかなか日本人には、あのタイトな履き方は受け入れられないと思いますね〜。
かといって、ブカブカがいいか?というと、やっぱりそうじゃないわけで・・・。
一回でも、タイトな靴を1〜3年履いて、ピッタンコになった快感を味わえばわかるんですよ。
ピッタンコな靴がいかにいいかって。
このあたりは、靴屋さんが未熟ってこともあるでしょうね〜。
JMウエストンでも、ジョンロブでもそうなんですが・・・
本に書いてあるほど、大したことないですよ?フィッターさん。
あれなら、私のほうが、よっぽど上手い接客ができると思いますね。
問題は草履文化で育った、「日本人」という根底にあるんですよ。
そのあたりが、ち〜っともわかってないんだよなあ・・・
いかにも、「自分はわかってる」みたいな態度は気に食わんね。
高級店にいると、ああなるんだろうなあ・・・
タイトフィッティングというものが、どういうものか・・・
なぜ、タイトフィッティングがいいのか・・・
そのあたりの細やかな説明が必要なんだよね。
日本人には。
まだまだシロウトなんだから。
ま、私みたいな庶民に好かれようとも思ってないのかもね〜。
ふん。
ど〜せ、安い靴でしたよ!
ええ!
18000円のスニーカーでしたよ!
チラチラ客の靴を見るなっつ〜の!
自分は10万超す靴履いてるんだろうけど!
言っとくけどね?
どんな高級な革靴でもね?
「歩行する」という性能では、スニーカーに勝てないんだかんね!!!
や〜い、や〜い♪
おまえのかあちゃん、で〜べ〜そ〜♪
くやしかったら、革靴でマラソン走ってみろ〜♪
へへ〜んだ♪
って、ガキか俺は・・・
ばい しんどばっと 2005/7/25より
---ファッション論考---
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5:「タイト・フィッティング」
Shoes
---靴談義・「タイト・フィッティング」---
客 「痛い!痛い!痛い!」
外人のおっさん 「ノーノー・・・ハッハッハー・・・」
客 「痛いって!イヤまじで痛い!痛いんだっつ〜の!!!」
外人のおっさん 「ハッハッハッハッハー・・・」
客 「面白がんなっつ〜の!!!痛いんだよ!!!」
外人のおっさん 「ハッハッハッハッハー・・・」
客 「・・・」
外人のおっさん 「ハッハッハッハッハー・・・」