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---ファッション論考---
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し ゃ れ ど う
「ストリート系ファッション」って、ありますよね?(以下ストリート系に略します)

主にクラッシュジーンズをはいて、上はプリントTシャツや、大胆なカットソーを着る・・・ですか。


アメリカのベトナム戦争の反対運動から生まれた「ヒッピースタイル」や

イギリスの「パンクファッション」の要素も入っていて、一概なくくりかたは出来ませんが、

今のメンズファッションの一大勢力といって、良いのではないのでしょうか?


私に会った事がある人なら、分かると思いますが、私は「ストリート系」を一切しません。

いつも、保守系(コンサバティブ)(   )ファッションを心がけています。


いや、「ストリート系」を否定しているのでは、ないんです。

私も若かりしときに、「ストリート系」を試みた時期がありますからね。

ただ、今から語る「ぼろぼろの男」と出会った時、

「・・・ストリート系は、俺はやめよう・・・ダメダ・・・向いてない」

と思い、今日まで来たってワケです。

今日は、その時の話。


話は15年くらい前のことです。

私は、自分のブルージーンズを、クラッシュジーンズにしようと思い、日々はき続けていました。

ブランドは、ラングラー(   )だったと思いますね・・・6800円だったかな?たしか。

リーバイスは、みんながはいていたので、逆に恥ずかしかったんです。

ええ、もう本当に毎日はいていましたね。


・・・で、まず膝(ひざ)が破けました。

ビリッっと横に。一直線に。






違う・・・・。

なにかが、違う・・・

雑誌(   )に出ていたのは、たしか太ももが破れていたような・・・

で、ところどころ破れていたよな・・・バランス良く・・・

「ま、いっか。そのうち、他もバランス良く破けるだろう・・・」

と思い、ダサイのを覚悟ではき続けていました。


で、そのジーンズをはいていた、ある昼下がり・・・。


私の家の前に、喫茶店がありまして、そこに一台の車が止まっていたんです。

で、その車から、ドアが開いてて、片足だけがでていたんです・・・

ビリビリのブルージーンズが・・・


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


はっきりいって、かなりビビリました!!!

なんにビビッタって、あーた、とにかく、そのビリビリ具合!!!

とんでもないんですよ!!!

私は最初、交通事故でトラックのタイヤにでも巻き込まれたのか、

バイクで派手に転んでズーーーーと100mくらい道路を引きずったのかと思いましたよ!


「オオゴトが起こった・・・救急車呼ばなきゃ・・・」

と思って、30秒くらい時間が止まりましたね。


ところが・・・・・・良く考えると、血が出てないんですよね。


?????????????????


そう、クラッシュジーンズだったんですね〜。

その頃の私は、横方向にバランス良くちらほら破れているのが、

クラッシュジーンズだとばっかり思っていました。

が!

もう、縦にビリビリ、横にブリバリ、東京はブギウギ(   )。

正直、ジーンズというより、ぼろ雑巾をはいてる感じなんです。

スネ毛も、太ももも、丸見え・・・。

恐らく2〜3分は、あっけにとられていたと思います。

で、恐る恐る車の運転席を見てみたら・・・


一人のお兄さんがいました。

席を倒してタバコを吸いながら・・・。

上着は綿の厚手の白シャツ。

これもビリビリのボロボロ・・・。

で、下は、上に述べたクラッシュジーンズ。

髭も髪も、ボサボサ。

どこか遠い目をしていました。


・・・かっくいい



・・・とにかく圧倒されましたね。

そのオニイサンの持つ風貌と、雰囲気に。

そのかっこよさは、ケタ違いでした(   )

周りの空気が   し ・・・・・  ん   としてるんですよ。


「お洒落の本義は、相手に不快感をもたれないようにする事だ。」


ほとんどのお洒落本には、こう書いています。

しかし私は、それがものの見事に「違う」という事を、その時思い知らされました。


私が、このオニイサンから学んだことは、

「ストリート系の本義は、最大限の自己主張と、孤高」だと言う事です。


そうです。

ストリート系ファッションは、周りへの気遣いなんぞ、考えなくていいんです。

圧倒的なまでの存在感で、周りを静かにさせるくらいを目指して下さい。


また、ストリート系ファッションで、集団でたむろしているのもダメですね。

自己主張と、集団性というのは、本来、全く別の世界なんです。

だって、「自己」の「主張」なんですから。


そして「ストリート系の自己主張」は、アウトローでオネガイシマス。

くれぐれも「自然を大事にしよう」とか、「議員献金反対」みたいな、

どこぞのNGO(   )みたいな主張はしないように。

そんな主張なら、スーツを着て主張したほうが、余程説得力があります。

「ウルセエから、静かにしろ!」みたいな、リフジンな主張じゃないと、ダメなんです。


このオニイサンを見た後、私は

「自分にはストリート系は、ムリだ・・・」と思い知らされましたね。

「格の違い」というものを、マザマザと見せ付けられてしまったんです。

まあ、言い様によっては、打ちのめされたんですね〜。

膝(ひざ)が破れているダケのジーンズをはいている自分が、ヒドク格好悪いと思った記憶があります。


東京に来て、沢山の「ストリート系」のオニイサンを、表参道・渋谷あたりで見てきましたが、

このオニイサンに勝つオニイサンは、いまだ見かけませんね。







あ、そうそう!

私のクラッシュジーンズなんですが、

ちょっとしたら、太ももや、裾が良い感じに破けてきましたよ!


・・・なわけないじゃん。

膝(ひざ)の次に破れたのは、尻(ケツ)!(   )

とっとと捨てましたよ・・・・・・くすん。


2005/6/1-6/7より
コンサバも、男と女で、
かなり分かれるみたいですね。

女のコンサバは、
JJみたいな格好みたいです(笑)

男は・・・どこだろう・・・
JOKERかな?
でも、こんな格好↓
俺してないよなあ・・・(笑)
コノ頃の雑誌といえば、
「ポパイ」とかでしたな

私は買いませんでしたが、
兄貴が良く買って
勉強してたなあ・・・

勉強の甲斐は・・・
なかったね。(笑)
注3
この1年後くらいに、
吉田栄作の
ジーパンに白シャツの
サワヤカ系が、
一世を風靡します。

時代背景としては、
ストリート系は、
苦難の道に入っていましたが、
「本物」には、関係ないですね。

あ〜!チキショー!
あんな風(ぼろぼろの男)
になれたらなあ!
う〜ん・・かなりエンスーですね。

みんな、大体、
リーバイス、エドウィン、リー
あたりなんですよね。

でも、変わらないよね?(笑)

でも、リーは個性的かも。
理由は後述します。
注3
注1
注2
注2
注5
(゚∇゚|||)はぁうっ!
注4
注5
注7
注1

と〜きょ〜お〜ぶぎうぎ〜♪
りずむうきうき〜♪
こころずきずきわくわく〜♪

敗戦後の歌ですよね。

リズムは明るい調子ですけど、
「こころズキズキ」てのが、
ちっと、敗戦の日本人の心を
表してるよなあ・・・

昔の歌は、意味が深い・・・
注4
_| ̄|○・・・

クラッシュジーンズは、
自分で作らないと、
ダメって事ね・・・。

世にあるクラッシュジーンズは、
使い古しではなくて、
デザイナーがわざと切ってるか、
自分でカスタマイズ
してるかなんですね・・・。

いやあ・・・本当に凹んだなあ
あの、「ビリッ」てきた時は・・・

そうだよね・・・
太ももが破れるわけないよね
良く考えたら(笑)
注7
注6
注6
イマイチわからない団体。

正式には、非政府組織
Non-Governmental Organizationsの略。

だけど、コレって政府から
お金出てるんでしょ?

じゃあ、政府組織じゃん(笑)

騙されちゃあ、ダメダメ。

え?もらってないトコもあるの?

う〜ん、良くわからん・・・
「綺麗目(きれいめ)なストリート系」なんぞ、「ストリート系」に非ず!

漢(おとこ)なら、突き抜けてみせろ!
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