フォーマル(礼装)か、
セミフォーマル(準礼装)か。
そもそも、昔の人は
礼儀を非常に大事にしていました。
電話の無い時代では、
コミニケーション手段が
非常に限られます。
ようするに、
人と人同士の会話では、
会話の内容も大事ですが
目から入ってくる情報・・・
つまり「身なり」ですね?
これが重要だったんです。
生きていくのに、大変な時代だった
という事ですね〜
服装を考える時、みなさんはどう服と服を、合わせてます?
色合いを合わせながら・・・ですか?
それとも、ファッション雑誌を、そのまま真似てますか?
私は、「思想」を、第一に考えながら合わせてるんですよ。
例えばです。
マネキンに、服を着せてる時なんかは・・・
「ジーンズのトップスに、何を羽織らせようか・・・
このウールのジャケットは、ダメダ・・・エレガンスだ・・・
ウールでも、ツィードのジャケットなら、合うな・・・カジュアルだから・・・
ブラウスも、これは色があっても、雰囲気がエレガンスだから、ダメダ・・・
こっちはカジュアルだから、いっか・・・でも、ちょっとスポーティすぎるかな・・・」
という具合にです。
当然、仕上がったディスプレイは、コンサバティブ(保守的)なディスプレイです。
さて?
服装には、いろいろ「思想」があるのは、あちこちのページでやかましいほど、書いてます。
「色」の思想、「生地」の思想、「形」の思想、「素材」の思想・・・
この「思想」を考える時、一番最初に別れる考え方が
「エレガンスか、カジュアルか?」
なんですね。
エレガンスの意味は・・・
そうですね・・・「特別な日に着ていく服」とでも、いいましょうか。
カジュアルの意味は・・・
そうですね・・・「普段着」ですね。( )
ファッションを語るときには、二つの方向性があります。
一つは、上流階級から降りてくる流れです。
これが、主に「エレガンス・スタイル」となります。
男のスーツ、女性のスカート
これらは、元々「エレガンス・スタイル」なんですね〜。
二つ目は、労働階級から上がってくる流れです。
これが、主に「カジュアル・スタイル」となります。
ジーンズや、ツィードなんかも、カジュアルゾーンですね〜。
そして、この二つの流れから、イロイロに別れていくんです。
ワーク、スポーツ、シック、マニッシュ、フェミニン、クール・・・
あ〜もう、いろいろありすぎて、メンドクサイ!( )
で、わたしは、いつもこのテイストを合わせてマネキンをディスプレイしてるってわけ。
コノ考え方は、非常に便利だと思います。
ちと、理屈っぽいのがタマにキズですが、男性は基本的に理屈好きなんです。
女性のように感性で考えるほど、頭が柔らかくないんですね〜。
今は、「カジュアル」全盛の時代です。
っていうか、そもそも昔は「カジュアル」という考え方すらなかったんですって。
あった区分けは「エレガンス・スタイル」のみ
「フォーマル」か、「セミ・フォーマル」か( )だったらしいですよ?。
「カジュアル」という区分け方がでてきたのは、「ジーンズ」がファッションに取り入れられてからです。
今は、葬式にも、黒のフォーマルを着ていかなくなりました。
何を着ていくかって?
黒のスーツですよ。
つまり、昔の考え方は、
だったのが、
ってなったんですね〜。( )
ま、どっちの考え方も人それぞれですから、特にど〜のこ〜のは無いんですがね。
ただ、難しいのは、とにかく「カジュアル」です!
ルールが無い分、流行に左右されやすいですし、
合わせ方も、かなり個人の好みが表れます.。
しかも、流行に左右されやすいということは、お金の問題が発生してきます。
大金はたいて、良い服買っても来年にはもう着れない・・・
な〜んて事もありえるんですよ( )
しかし、基本的に全てのモノはそうなんですが、良いものは高いんです。
正直、カジュアル100%の人でお洒落な人って、かなりお金使ってると思いますね。
それに比べ、「エレガンス」は、けっこう簡単だと思います。
スタイルが決まっちゃってますからね。
ただ、スタイルが決まっている分、金銭で明確な差ができるのが、欠点といえば欠点ですか・・・。
でも、エレガンスで良い服は、何年も着れますから、私はコッチがオススメですね〜。
私自身ですか?
「エレガンス・テイストなカジュアル」を常に意識してます。
ていうか、「カジュアル」って、いまだに理解してないんですよね。本音を言うと。
あと、「エレガンス」を目指すには、あまりに資金不足、年齢不足です。
よほど年齢がいった、お金持ちじゃないと、エレガンス・スタイルは無理だと思いますね。
周りと、同調しないんです( )
浮いちゃうんですよ。
プカプカと・・・。
今の若い人は、服装がカジュアルすぎるような気がします。
若いうちに、服装がカジュアルすぎると、大人になってから苦労しそうな気がしますね。
結局、大人になったら「エレガンス・スタイル」を要求されちゃいますからね。
しかし、今はコレすらも壊れそうな勢いです。
男性の、ノーネクタイなんて、ザラにおこってますしい・・・
あ〜あ、しまりのない、国会中継だなあ・・・( )
ミセス・ブランドも、スーツブランドは、崩壊の一途です。
もう、バッタンバッタン倒産してます。
スーツを着ない時代になっているんですね〜。
ほんとは、スーツみたいに上下セットが楽なんだけどなあ・・・。
そう考えると、今の若い人って、「エレガンス」という区分けそのものが、無かったりして・・・。
区分けとしては、「カジュアル・スタイル」のみ。
あるのは、「外出用」か、「家の中用」かだったりして・・・。
うあ・・・これ、ありえるなあ・・・( )
葬式にも、黒のジーンズセットで焼香する人が出て来たりして・・・
って、ホントにいたりして・・・
あ、最後にこれだけ言っておこっと。
ばい しんどばっと 2005/6/8、改定
「ハレの日とケの日」
この発想ですよね〜。
でももう無くなったかなあ・・・
共働きも増えたから、
毎日がハレの日なのかもね(笑)
注2
いや、マジでありそうね・・・
「エレガンス」を失ったら、
取り戻すのは大変よ?
女性には、せめて、
週一でスカートはくことを
おすすめします。
ライン崩れるよ?(笑)
これは、本当にツライところ。
こっちが正しくても、
多数決で、押し切られます。
何を言っても通用しませんよ?
一人だけ、ポツン・・・じゃね(笑)
---ファッション論考・お洒落とはなんぞや?---
・・・リンクマップ・・・
Link map
し ゃ れ ど う
注1
注2
注6
注6
注1
注3
注5
注3
注4
「最高のカジュアル・スタイル」と、「最高のエレガンス・スタイル」
最後に勝つのは、「最高のエレガンス・スタイル」です。
それは、間違いない!
理由?
最高のエレガンス・スタイルの出来る人間は「安定感」があるからです。
「人間」としてのね?
これは、要するに、
「自分本位」という
事だと思いますね。
あと、「流行」ですね。
良くなったのか、
悪くなったのか、
判断は難しいのですが、
個人的に楽になったのは、
確かです(笑)
注7
もうね?ありすぎるのよ。
このあたりはテキトーでおけ。
でも、テイストを合わせないと、
バランス取りにムズイから、
覚えておいて損は無いよ?
注4
カジュアルファッションの
最大の泣き所がコレ。
振り回されないようにするには、
必死に基本にしがみつく事!
私は必死にしがみついています!
そりゃ、たまには、
誘惑に負ける事もあるけどさ(笑)
注5
注5
注5
小泉首相が旗振り役かあ
環境問題かあ・・・
しょうがないかな?
しまりのない格好だよなあ・・・
でもさあ?
国会くらいはマジメにやったら?
せめて、格好くらいは(笑)
注7
Soul
---お洒落とは、何ぞや?・「エレガンス」と「カジュアル」---
4:「エレガンス」と「カジュアル」
「普段は節約して、特別な日に良い服を着ていこう!」
「特別な日なんて、数少ないんだから、普段着にお金をかけよう!
ついでに普段着で特別な日も間に合わせちゃおう!」