細○   「う〜ん・・・あなた・・・それ、アルマーニのジャケットでしょう?」

女の子  「はい・・・なんでわかるんですか?」

細○   「私にはね?全部見えるの・・・わかるのよ。」

女の子  「そういえば、先生の着ているのは・・・西武池袋で見かけた・・・」


細○   


女の子  「すっすいません・・・」

細○   「う〜ん・・・アタシの六星占術によるとね・・・」

女の子  「はっはい!どうでしょうか?・・・」

細○   「その服を着るのは、今日でヤメタほうがいいわね・・・」

女の子  「なんでですか?友人からも、良く似合ってるって言われるんですけど・・・」

細○   「だめよ!!!アタシより似合ってるじゃない・・・いやそうじゃなくて・・・」

女の子  「へ?・・・」

細○   「・・・えっとね・・アナタは、黒の服は着ちゃダメ。運気が逃げるのよ!」

女の子  「じゃ・・・じゃあ何色の服がいいんですか?」

細○   「そうねえ・・・黄色の服を着たら、いいんじゃない?お金が入るわよ?」

女の子  「・・・それって・・・ドクターコパ(   )が言ってたような・・・」


細○   


女の子  「ひいいい・・・すっすみません!!!」

細○   「あとね?アルマーニの服を着ちゃダメね。」

女の子  「わっわかりました・・・今度からディオールにします。」

細○   「良い心がけね。今のような、素直な心が大事なのよ?わかった?」

女の子  「ありがとうございます。」

細○   「ちなみにその服、いつ買ったのかしら?」

女の子  「え〜と・・・アルマーニで・・・一ヶ月前だったと思います。」

細○   「ありがとう・・・え〜と、電話、電話・・・」

女の子  「そういえば・・・先生・・・上下全部アルマーニですね?」


細○   


女の子  「あ〜・・・そういえば・・・西武池袋のマネキンとそっくり!!!」


細○   


女の子  「もっとも、マネキンさんの方が、スタイルいいですけど。キャハハハハ!!!」

細○   「アンタ・・・地獄行きね・・・つ〜か、地獄行け!!!!」


ばい しんどばっと 2005/6/24より
---ファッション論考---
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し ゃ れ ど う
1:基本6色?(笑)
2:「髪の色」で考える
3:「肌の色」で考える
4:「雰囲気」で考える
5:最近の流行色事情
6:「春」はダメだが、「秋」はいい?
7:「ブランド」を利用する
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服の色について
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ファッション論考
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さて、実際イロイロな服がある中で、どうやって色のバランスを取るべきか?

色といっても現実には無限にありますよね。

赤といっても、イロイロな赤があります。

黒といっても、イロイロな黒があります。

また、同じ色だとしても、素材で見え方が変わってくる場合もありますよね。


さて、一番簡単な方法をお教えしましょう。

それは、                  ・・・ということです。


最も、これは今更、私が言うような事でも無い様な気もしますね。

みなさん、お気に入りのブランドの一つは持ってると思いますしい・・・。


さて、ブランドで上下を合わす最適な理由は、別に色のバランス取りだけではありません。


大きな意味での「テイスト」

これが合っている為、このブランドで統一するというのは、大変賢い方法だと思います。


利点はたくさんありますね

1:とにかく失敗が少ない。ということは、金銭面で助かる。

2:店をあちこち行かなくていい。ということは、店員と顔なじみになって、いろいろな意味で便利。

3:服の統一性があるので、かなりキマリやすい。

4:服のテイストが似てるので、普段着てない色でも、着た時にさほど違和感がない。


逆に欠点はというと・・・

1:ブランドが潰れた場合、かなり困惑する。

2:ブランドのテイストが変わった場合、かなり困惑する

3:ブランドをそのまま着ているので、どこで服を買ったか、すぐバレル。

4:ブランドをそのまま着ているので、ツマンナイヤツ呼ばわりされる。

5:テイストが決まっているので、他の店で買いづらくなる。


といったところでしょうか?


特にお洒落初心者には、おすすめですね、この「ブランド統一」は。

特に「色の統一感」

けっこうムリ目でも合わせる事が、できるんですよね〜。


一例を挙げますと、ですね・・・

私が持っている、ヘンリーコットンズ(   )のカラーシャツと、ジャケット。

「赤」のシャツに「茶」のジャケットを合わせても、合うんですよねえ・・・

普通、まず合わないですよ? 

「赤」と「茶」なんて。

普段、なかなか合わせるのが難しい色同士でも、同じブランドならなんとかなるってもんです。

デザイナーさんがその辺りは、ちゃ〜んと考えて作ってくれてるんですね〜。


逆に合わせやすい色でも、違うブランドなら、なかなかムズイ・・・。

色が同じでも、素材感、テイストが違いますからね。


私もマネキンのセットアップの時は、まずブランド統一を考えます。

そのほうが、間違いないし、第一楽ですからね〜。(   )


もっとも、ブランド統一を勧める最大の理由は、色合わせもありますが、最大の理由はコレ。





ということです。

ま、腐るほどお金があるんなら、いくら失敗しても屁でもないですもんね。(   )


占い師の細木和子先生(   )は、アルマーニだったかな?

エンポリオじゃないですよ?(   )

ジョルジオですよ?(   )

年に一回、クローゼットの中を、全部入れ替えさせるそうです。

一見、馬鹿な大金持ちの大盤振る舞いに見えますが、コレ、かなり賢い方法です。

アルマーニで統一すれば、かなりの着回しができるからです。

そんなに考えなくても、それなりに合わせれば、お洒落さんに見えます。


傍目(はため)に見えるより、お金かかってないと思いますね、コレ。

ま、この人は腐るほどお金ありますけどね。


さて、お洒落上級者には、これはあまりオススメしません。

なんでって?

私が認める「お洒落上級者」には、ある定義があるんですよ。

そのうちの一つに、





というのがあるんです。


どんどん、がんがん、前に出るべきです!

ブランド統一して、ある程度綺麗に見えるのは、当たり前です。

それは、いくら綺麗に見えても、上級者とは言えません。

たとえ、それでお洒落に見えたとしても・・・





上級者たらんとする者は、色々なセットアップにチャレンジすべきです!

そして、ある程度ハズレたとしても、笑って着こなす余裕が欲しいモンです。

で、その笑顔でズレを気付かせない・・・と。


もちろん、お洒落はどんなに上級者でも、「バランスの宿命」から逃れられません。

しかし、その限界を見極めようとしてこそ、上級者・・・いえ、勇者といえるでしょう。


勇者になるべし!
「しゃからっっしゃいぃぃぃぃ!!!!」
「おだまり!」
注1
ヘンリーコットンズ
メーカーはレナウン。
ブランドのテイストは、
イタリアのカントリースタイル。

ブランドで後述します〜
注1
ホントに楽・・・
「楽」って要素は、
けっこう年寄りには大事ね(笑)
注2
はっきりいって、カネの余ってる人は
いろんな服を買って、
いろんな失敗をしてください。
景気回復につながりますから(笑)
注3
注3
細木和子
六星占術を基本とした占いで
一大ブームを巻き起こした。

高橋尚子が
オリンピックに行けなかったのは、
この人の予言のせいだったりして(笑)

ヤワラちゃんには、
通用しなかったね(笑)
注4
エンポリオ・アルマーニ
ジョルジオ・アルマーニの廉価版。
つっても、けっこう高いよ?(笑)
注5
Drコパ
こちらは、風水の先生
よくあるなあ・・・こういうの。
ま、悩める子羊ってのは、
たくさんいるのね〜。

精神病院みたいなもん?(笑)
注7
ジョルジオ・アルマーニ
知る人ぞ知る、イタリア高級ブランド。
私も着たいんですが、
いかんせん、値段が高い!

あと、テイストがきついんで、
すぐアルマーニってばれるのが・・・
でも、一着くらい欲しいなあ・・・
ブランドで後述の予定
注6
注5
注6
「同じブランドで統一する」
「失敗が少ないので、お金があまりかからないで済む」
「お洒落上級者は、チャレンジャーであれ!」
それは、自分の力ではなく、デザイナーの力にすぎないのです。
注2
注4
ある占い師の家にて・・・
(ぎくっ)
注7
8:「柄」をうまく使いこなせるか?
9:「虹色の男」を目指して・・・
10:そもそも「色」とは?
Coller
---服の色について・「ブランド」を利用する---
7:「ブランド」を利用する
(ぎくぎくっ)