ちょっと今まで、ブランドのネガティブな部分を、数多く言ってきましたが、
俗に「一流ブランド」と呼ばれている「ブランド」が、実力があるのは、間違いない事です。
世の中のお金持ちってのは、一癖も二癖もある人ばかり・・・
しかも、目が肥えてますから、そんなに簡単にオカネを出しません。
彼らを相手に商売するというのは、並大抵の事では、ないんです。
全ての商品がそうかもしれませんが、
ブランド品には、
「金儲けで売っている商品」と、「商売ヌキで魂を込めた商品」
二種類のものがあるのです。
この2種類を厳しく選別する目が、我々に必要なんですね〜。
この「商売ヌキで魂を込めた商品」は、必ずどのブランドにも存在します。
その商品こそが、そのブランドを支え、またそのブランドの本音を語る商品なんです。( )
資本主義の流れに身をゆだねながらも、それぞれのブランドが、本当に作りたい商品・・・
利益は出していないものの・・・
これら「商売ヌキで魂を込めた一品」こそが、そのブランドを支えている、
といっていいでしょう。
モノには、人それぞれ、好き嫌いがあるので、なんとも言えませんが、
もしですよ?
アナタが気に入ったブランド品が、偶然にも、その「商売ヌキで魂を込めた一品」だったら・・・
それは、アナタにとって、一生の宝物になると思いますよ?
・・・・・2005/5/5より
注9
注9
わかりやすい話では、
F1の「フェラーリ」がわかりやすいでしょうか?
「フェラーリは、レースに出る為に車を売る」
これは、自動車業界では有名な話です。
F1は、莫大な資金を必要とします。
フェラーリはあのレースに出場する為に車を売り稼いだ利益は、レースに突っ込む。
と同時に、その行為によって
己のブランド価値を高めているんです。
・・・まあ、つまりフェラーリの車は、
F1カー以外、値打ちが無いって話かな?(笑)
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