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---時計談義・腕時計を「ステイタス」で考える
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6:腕時計を「ステイタス」で考える・貴族の時計・「パテック・フィリップ編」
1:そもそも「腕時計」って?
2:「腕時計」は難しい!!!
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ステイタス!

服装のカジュアル化が進行している今、この発想はやや古いかもしれませんね?


しっかああああしい!!!!


実は、私はこの「ステイタス」こそ、腕時計に求められる最たるものではないか?と考えています。

ステイタス=階級・経済的な力 とでも言いましょうか?


2:「腕時計は難しい」を見てもらえばわかりますが、

私は、ゼニス・クロノマスター・エルプリメロが欲しくてたまりません。

買おうと思えば、ムリすれば買えなくもありません。

なぜ買わないのか?

それは、この「ステイタス」が邪魔をするんです。


しょ〜じき、どう考えても、自分と吊り合わないんです。

ゼニス・クロノマスター・エルプリメロが!!!


私は、商店街の役員をしてるわけですけど、

まわりには大地主のオエライさんが、ごろごろしてるわけですよ?

ええ、私ははっきり言って、一番の下っ端。

マジで年収も一番低いんです。

そんな若造がですよ?

ゼニス・クロノマスター・エルプリメロなんかして、役員会に乗り込んでみなさい!!!


「ち・・・なんだ?このくそがき?いっちょまえに良い時計しやがって・・・」


絶対言われます!!!

言われなくても、思われます!!!

こうなると、ど〜にもならないわけですよ・・・とほほ・・・


日本人というのは、面白いもので、金持ちが金持ちぶるのを嫌悪する傾向があります。

これは二つの考え方がありまして・・・


一つは、謙虚が美徳という発想です。

つまり、金持ちでも、金持ちぶってはいけない・・・と。

金持ちでも、謙虚に振舞う人ほど、本当に人間の出来た人である・・・と。


もう一つは、金持ちに見られたくない、という発想です。

これは金持ちに見られると・・・まあ、ぶっちゃけタカられる・・・・ということですね。

寄付金だの、なんだのと・・・。

だから、おとなしくしていよう・・・というわけです。


この辺りはヨーロッパと日本では、全く考え方が違いますね。

ヨーロッパは、金持ちは金持ちらしく振舞うのが、金持ちの役目・・・みたいな考えがあります。

だから、いばりもするけど、寄付金もガンガン出します。

つまり、お金持ちはお金を使うことが仕事だと・・・

お金持ちがお金を使う・・・結果、みんなが豊かになる・・・という発想なんですね〜。


日本は完全に違いますね。

いつも思うのですが、日本人の金持ちは圧倒的にケチんぼが多いです。

つまり、金持ちほど、案外貧乏くさい格好してます。

そのくせ、外車に乗ってたりするんですよね〜・・・よ〜わからん・・・

ホリエモンなんか、良い例だよね〜。


私?

良い服買ってたら、お金なんか残る訳ないっつ〜の!


さてさて・・・横道に多少反れましたが・・・

というわけで、腕時計というのは、

男の「ステイタス」を表現する一つの材料になることは、間違いないようです。

で、この腕時計をしていれば、まあ〜ばっちりシャッチョさんに見える時計・・・

というものを一つ紹介しときましょう。


「パテックフィリップ」です。

貴族の時計とか、王様の時計とか、イロイロな名称があるみたいですね。

創業以来160年間、創始者の一族の手を離れることなく、

そして一度として途絶えることなくマスターピースを作り続け、

ジュネーブシールを無条件で刻印する事を許された、唯一の時計ブランドです


パテックフィリップで、個人的にオススメ度No.1なのが・・・


パテックフィリップ・カラトラバです。


パテック・フィリップを象徴する 「カラトラバ十字」の名を抱いたこのモデル・・・

何がいいの?といわれたら・・・・

バランスですね。

文字盤の。

僕も、何度も見ましたが、キレイですねえ〜・・・

ケース、ダイヤル、針、インデックスの大きさやデザイン・・・

バランスが見事なんですよね〜・・・


正直言うと、なんでこんなに値段が高いのか、さっぱりわかりませんが・・・

まあ、いいんじゃないでしょうか?

世の中には100万円が、我々の一万円くらいにしか感じない人もいますからね〜。


パテックフィリップが値段の高い理由の一つには、

パテックフィリップが「マニファクチュール」であるという事がいえます。


マニファクチュールというのは、自分達で、全ての生産を行っているメーカーのことです。

部品のひとつひとつ全てをね?

腕時計メーカーには、メーカーというのは名前ばかりで、下請けに道具を作らせて

実際はネームを入れてるだけ・・・みたいなトコロもあるということですね〜。


マニュファクチュールで他に有名なのは・・・

ショパール、ピアジェ、ジャガールクルト、ジラール・ペルゴ、ゼニス、セイコー、ユリス・ナルダン

バシュロン・コンスタンティン、オーデマ・ピゲ、ランゲ・アンド・ゾーネ ・・・・

こんなところでしょうか? 

マニュファクチュールでなくても、良い時計を作っているところは沢山ありますが、

こういった 「こだわり」 を評価してもいいかもしれませんねw


あ!

あとパテックフィリップは、竜頭(りゅうず)を開発した事でも有名なメーカーです。

一応、参考までにw


ばい しんどばっと   ・・・・・2005/9/20より
パテックフィリップ・カラトラバ
カラトラバ十字を抱くこのモデル。
特に「96」は人気が高く、1967の生産終了まで30年以上、ロングセラーを続けた。
ちなみに「96」とは、パテックフィリップで
96番目のモデルという意味。
注2
一番表の表紙にも乗っけたこの
パテックフィリップ
500万をかる〜く超えます(笑)

「自分のですか?」と良くメールで
聞かれますが、んなわけないでしょ(笑)
500万あったら、ビートルか、Z(車)
買いますよ。
さすがに腕時計に500万は出せん(笑)
3:腕時計を「性能」で考える
  セイコー編
9:腕時計を「装飾」で考える
  カルティエ・ブルガリ編
10:今日現在の結論
4:腕時計を「資産」で考える
  ロレックス編
5:腕時計を「伝統」で考える
  ブレゲ編
6:腕時計を「ステイタス」で考える
  パテック・フィリップ編
7:腕時計を「耐久性」で考える
  カシオ編
8:腕時計を「道具」で考える
  ブライトリング編