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---時計談義・腕時計を「装飾性」で考える・
                      カルティエ・ブルガリ編---
9:腕時計を「装飾性」で考える・宝石ブランドの底力・カルティエ・ブルガリ編
1:そもそも「腕時計」って?
2:「腕時計」は難しい!!!
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時計談義
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腕時計と宝石メーカーは密接な関係があります。





で述べたとおり、宝石商カルティエは、古くから腕時計作りに奔走してましたしね。

ですが、宝石メーカーが作る時計と、生粋の腕時計メーカーの作る時計は、

考え方が異なるようですね。

ええ、かなり違います。


具体的にいうと・・・生粋の時計メーカーが第一に考えることは、

時計という道具の使い勝手であったり、中の機構構造であったり・・・

つまり第一に考える事が、





これが宝石メーカーだと、全然発想が違います。

デザイン性の重視であったり、宝石の使い具合であったり・・・





腕時計メーカーは、男性的な発想。

宝石メーカーは女性的な発想。

と言い換えることも出来そうですね。


さて、宝石メーカーで腕時計といえば、なんといっても、カルティエとブルガリです。


あ〜・・・確かに女性に人気ある・・・この二つは・・・


個人的に、ブルガリの腕時計してる男は女たらしだと思いますね。

私?

してないです。

女たらしになりたくても、なれない男です  ペコリッ┌o


さてさて・・・

ページの枚数も限られてるので、この二つの代表時計を紹介しましょうか


カルティエなら、まず「サントス」ですね。

これは前に言ったとおり、世界初の腕時計のモデルです。


「この腕時計が、世界初めての腕時計モデルなのね・・・」


と思いを馳せるのも、またよろしいんじゃないかと。

・・・あんまり女性受けしなさそうだなあ・・・こういうのって・・・

どっちかというと、男性受けしそうね。

男のロマン・・・みたいな。


次に「タンク」。

これは戦車から発想したらしいんですが、これも個性あふれるカルティエならではのモデルといえます。

個人的には、「タンク」がカルティエの腕時計ではイチオシです。

というか・・・一番売れてるのは、「タンク」じゃないのかなあ・・・

一番カルティエらしい時計ですね。


あと、「パシャ」ですね。

「タンク」の角にたいして、「パシャ」の丸。

カルティエの定番ですね。

この二つは。


カルティエは、自分の時計にエピソードを付けるのが好きですが、

これって、実はファッション業界が良くやる「手」です。


よくあるじゃないですか?俳優のダレソレが付けてるとか・・・

まあ〜ようするに、昔からこういった「付加価値」をつけてたわけですね。

まあ・・・そうでもしないと売れないのかしら?

別にそういうのって・・・

ぶっちゃけタダでくれたり、お金くれるから、付けてるだけなんですけどね・・・

それを付けたからって、本人になれる訳じゃないんですが・・・


ブルガリは何と行っても、「ブルガリ・ブルガリ」ですね。

はっきりいって、これしか売れてないと思います。

ブルガリは。


いかにも





感があって、私は好きじゃないんですが・・・

ど〜やら、この「ブランド見せびらかし感」がいいらしいんですよ・・・女性は・・・。


これはルイ・ヴィトンのモノグラムバッグにも通じるものがアリマスネ・・・。

う〜む・・・まだまだ女性心理を理解するのは、むずいっぽ・・・


そういや、楽天の一番売れてるのって、ブルガリ・ブルガリのキーホルダーだったなあ・・・

なんであんなの2〜3万もするんだろ・・・

たんにステンレスリングに、文字彫ってるだけじゃん・・・

原価は100円しないんじゃないの?あれ?


って言ったら、女の子に怒られるのでヤメタット。

はいはい、苦情は受け付けませんので。


さて、この宝石メーカーの時計には・・・一つだけ欠点があるといえば、あります。

それは・・・正直言って、機械部分に、大したメカが組み込まれていない・・・という点です。

よ〜するに、見た目で勝負というか・・・雰囲気で勝負というか・・・

中身ではなく、外見で勝負!というわけですね。


ですから、機械式時計の、メカにこだわりのある人は、買わないほうがいいかと・・・

私が聞いた話では・・・

○○○の時計はですねえ・・・

分解したら・・・機械部分に1000円くらいのメカしか入ってなかったそうです。

ちなみにその時計・・・定価で4〜500万するシロモノだったそうで・・・


ばい しんどばっと ・・・・・2005/9/20より
カルティエ・サントス
世界初の腕時計といわれるモデル。
サントスは、この時の腕時計の依頼主
サントス・デュモンから。
↑の写真はカルティエ・サントス100周年を
記念して復刻したモデル。
注2
カルティエ・タンク
カルティエを代表するモデル。
登場は1917年。
ルノー社の戦車からインスピレーションを
得たとされる。
基本的には正四角形の文字盤。
注3
カルティエ・パシャ
これまたカルティエを代表するモデル
個人的には、文字盤を守る
檻(オリ)があるほうが、パシャらしさがあるかと
名前のパシャは、依頼を受けた
モロッコの太守の名前から。
完全防水の為、竜頭に一工夫がある。
四角形はタンク・丸型はパシャ
これはカルティエの定番ですね。
「ブランド品つけてるわよ〜〜!ホラホラ!ブルガリよ!ブルガリ!オ〜ホッホッホッホ!」
1:そもそも「腕時計」って?
腕時計=機械なんですね?
腕時計=装飾品なんですよ。
3:腕時計を「性能」で考える
  セイコー編
9:腕時計を「装飾」で考える
  カルティエ・ブルガリ編
10:今日現在の結論
4:腕時計を「資産」で考える
  ロレックス編
注3
ブルガリ・「ブルガリ・ブルガリ」
ややこしいなあ・・・(笑)
文字盤の周りに大きく
「BVLGARI・BLVGARI」
この時計により、ブルガリの時計は
初めて認知される事になる。
この図案は、腕時計の大ヒットにより
キーホルダー他、いろいろなブルガリ商品に
転用された。
5:腕時計を「伝統」で考える
  ブレゲ編
6:腕時計を「ステイタス」で考える
  パテック・フィリップ編
7:腕時計を「耐久性」で考える
  カシオ編
8:腕時計を「道具」で考える
  ブライトリング編