８：腕時計を「道具」で考える・ブライトリング編

さて、腕時計を「道具」で考える。

これはけっこう面白い発想です。

というわけで、ちょいと風変わりな時計をご紹介しましょう。

「ブライトリング」です。

この腕時計は、飛行気乗りに求められる全ての計算が、出来るような設計がされています。

つまり航空計算尺ですね？

実際問題として、この腕時計で航空計算してる人がいるかどうかは知りませんが、

とにかく、ま、そういうわけです。

腕時計で計算なんかしてたら、飛行機が墜落しそうな気が・・・

実は、このブライトリング。

けっこう流行ってるんですよ。

ここ最近。

マニーアな人がけっこういます。

というか、デカ顔の時計が、つい２～３年前まで流行してたんですよ。

ルミノールあたりもそうですよね～。

まあ・・・これは要するに、「存在感」でしょうね。

デカイ腕時計って、目立つじゃないですか？

という感じかな？

でも、私は腕時計に関しては、これもアリだと思います。

金持ちがカネもってるのは、親のスネをかじるおぼっちゃんは別にして、本人が努力したからです。

努力してカネ持ってて、それをある程度見せびらかしたいのは、人間の本性ですからね。

ま、私は遠慮しておきますが・・・

つ～か、カネないし・・・

私は個人的な意見を言わせて貰えばですね～・・・

ブライトリング買うなら、ナビタイマーか、モンブリランだと思うんですよ。

他の時計は、値打ちが無い・・・というか、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と。

で例えば、モンブリランを腕につけるからには・・・

ちゃんと航空計算尺を使える人であって欲しいんですよ。

使わなくても、いいんです。

使えさえすれば。

パイロットの人が、ブライトリングしてたら、カックイイなあ・・・って思います。

逆に言えば・・・パイロット以外、航空計算尺使う機会がある人って、いるのかな？

そう考えると、このブライトリング・・・

けっこう人を選びそうな時計ですね・・・

なんかねえ～・・・

機能を使えもしない人が、４～５０万の時計をつけてるのを見ると、おかしくてしょうがないというか・・・

ある意味、身分違いだろ・・・と。

一見、確かにかっこいいんですよ。

ブライトリングのクロスウィンドあたりしてる、若いスーツ姿のおにいって。

でも・・・良く考えたら、おかしいんですよねえ・・・なんとなく。

何かが・・・

なんでオマエは童貞なのに○○○がデカイんだ？と。

なんでオマエは打率が2割くらいなのに、年俸三億六千万も貰ってるんだ？と

なんでオマエはランエボにも勝てないくせに一千万超えて、なおかつスポーツカーを名乗ってるんだ？と

思いません？

もったいないなあ～って。

「もったいない」を、捨てたくないですね？

ばい　しんどばっと　　・・・・・2005/9/20より