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服のホントウの値打ちって、どこで決まるんでしょうね?

一番わかりやすいのが、「着た時間」でしょうか?

「服の値段」÷「着た時間」 

この数値が、小さければ、小さい程、お得だった・・・ということになりますね。

それとも、「似合う」度合いでしょうか?

または、「思い入れの深さ」でしょうか?

イロイロ考え方は、ありますが、

「服」という世界を超えて、「思い出のアイテム」になれば、いうことないんじゃないでしょうか?


さて、このラム革(   )のハーフコートというのは、

今までも、そして恐らくこれからも、私のタンスにあり続けるであろう、「思い出のアイテム」です。


話はまず、私自身から。

私は、三人兄弟の三男坊です。

つまり、末っ子なわけですね。

末っ子の宿命とでも、いうんでしょうか、

私はいつも子供時代、兄貴のお古を着ていました。

といっても、当時の私はそれを嫌がるわけでもなく、喜んで着てた記憶があります。

当時は、モノの無い時代で、B−29(   )の爆撃を避けながら・・・


というのはウソです。すみません。

さすがに、そこまでトシはとっていません。


私達3人兄弟は、どうやら友人曰く、

「オマエのトコロほど、仲の良い兄弟ってのは、珍しい・・・というか、仲が良すぎる」

らしいです。

ま、仲が悪ければ、兄貴のお古となると、ひょっとして嫌がってたかもしれませんね〜。

ま、そんなわけで私は、喜んで兄貴のお古を着てたってワケです。


このラム革のハーフコートは、実は長男坊のお古なんです。

長男坊が大学生時代、冬の寒さを凌ぐために着ていたのが、このラム革のハーフコートなんです。

学生時代というのは、皆さん貧乏だったと思いますが、私もやっぱり貧乏でした。


貧乏な時というのは、着るものに苦労します。

夏はいいんですよ。

ランニング一枚の山下スタイル(   )でいいわけですから。

なんといっても、困るのは冬。

寒いと、服を着ないわけにいかないじゃないですか。

山下スタイルでは、無理があるわけですよ。

風邪引くわけですよ。

近所の噂になるわけですよ。

警察に通報されるわけですよ。

地域の人気者になるわけですよ。


当然私の目は、兄貴のラム革のハーフコートに目がいくわけです。





ラム革のコートなんて、学生の身分からすれば高級品なので、

今か今かとまちぼうけ・・・。

で、長男坊が大学を卒業して、就職した途端、私はこのラム革のハーフコートを強奪したってわけ。

長男坊としては、弟が自分の服を着てくれるのは、嬉しいらしくて、特に何も言われませんでした。


これは、ホントウに重宝しましたね!。

革は、風を完全に防いでくれますからね〜。

それに、とにかくタフです。

多少の汚れは、「味」になりますからね〜。

男の防寒着は、やはり革が一番じゃないかと。

ダウンのコートの方が、革より暖かいとは思いますが、タフじゃないのがネックです。

引っ掛けたら、もう傷になっちゃいますしい・・・。

ま、このあたりは、人それぞれかな?


真冬の夜釣りの時・・・




真冬の夜にオヤジの手伝いをした時・・・




真冬に女性を驚かそうと、パンツもはかずにコートだけで・・・・って





冬になると、雨の日も風の日も、常に私は、このコートと共にありました。

本当は雨の日に、革のコート着ちゃマズイんだけどね。


年が経ったら、さすがに着る事はほとんど無くなりましたね〜。

なぜか貧乏青年になっちゃうんですよ。

このラム革のハーフコートを着ると。

なかなかどうして、結構着こなすのが、難しいアイテムだったみたいです。


捨てようかどうしようか、かなり迷いましたが、

今は乳化性クリームをたっぷり塗って(   )、タンスに大事に保存してあります。

「服」としてでは無く、「思い出のアイテム」としてね?


年に二回くらいかな?

今でも、このラム革のハーフコートを羽織りますよ?


昔にタイムスリップさせてくれるんですよ。

私は老け顔ですから、10年前とあんまり顔は変わってないんです。

嬉しいやら、恥ずかしいやら・・・。


このラム革のハーフコートを羽織ると、

鏡に映る姿は、やっぱり10年前の貧乏青年です。


「なんだかなあ・・・」と思いながらも、まんざらでもない気分。

ついつい苦笑いが、出来てしまいます。


ブランド品なんか着ている今の自分よりも、

アノ頃の自分のほうが、かがやいていたかも・・・。

ちょっぴり、そう思わないでもない、今日このごろですね。


ばい しんどばっと ・・・・・2005/8/1より
画家の山下清が生み出した、
画期的なスタイル(笑)

Tシャツじゃなくて、ランニングというところが、
ポイントね(笑)

山下清の絵って、私好きですね。
素朴な雰囲気がいいじゃないですか。

でも、値段は素朴じゃないんだよなあ(笑)
注3
ええ、コロンブスの一番高い乳化性クリーム
使いましたよ。

一本まるごと無くなりましたよ!(涙)
てか、本当は2本いるねこりゃ(笑)

手入れなんか全然してなかったので、
砂漠に水を注ぐがごとく
染み込んでいきました。(笑)
---ファッション論考---
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し ゃ れ ど う
別名、空の悪魔

第二次世界大戦時の
アメリカの長距離爆撃機です。
現在はB−52が引き継いでいますね〜。

もう、長距離爆撃機の時代も終わったかなあ
じゅうたん爆撃できなくなったからね〜。

いいことだ、うん。
注3
注1
注1
注2
注2
山下清 画伯のホムペはコチラ!http:/ /www.
yamashita-kiyoshi.gr.jp/
注4
注4
(-_☆)キラリ !
ガーン!ホネジャン!! ( ; ̄□ ̄)o/ ̄ ̄ ̄ ̄~>゚)++++<<
コッチャコイ(・_・ )=C(o_ _)o.....ズルズル
ナンデヤネン!(。-ω-)_θ☆(ノ・勍)ノ
1:ライカの綿シャツ
2:ラム革のハーフコート
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思い出の一着
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ラム=子羊さんですね。

乳歯の生え変わる前の子羊がラムです。

有名なのは、スペインラム。
って、素材で後述します。
2:ラム革のハーフコート
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4:「大丸」で買ったセーター
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9: I おじさんのスーツ(前編)
10: I おじさんのスーツ(後編)
11: I おじさんのスーツ(あとがき)