７：福袋で買ったブラックコート

この服だけは、自分でもいまだに評価が定まってないので、なんとも難しい服です。

服のなんたるかを考えさせられる服ですね。

さて、このブラックコート。

どういうコートかと言いますと・・・

あれは正月の仕事休みの時でした。

次男坊と二人で福袋を買いに行こうって話になったんですよ。

なんか・・・次男坊の話では、30000円分が5000円で買えるとの事。

まあ、暇つぶしにはちょうどいいかな？と思って、付き合ったんです。

けっこう高額な店だったですねえ・・・

で私は買う気がなかったんですよ。

ええ、ホントに暇つぶしに見てただけなんですが・・・

30000円が５000円のコーナーの横に・・・

ほうほう・・・

50000円で10000円ぶんねえ・・・

30000円が5000円なら、25000円儲かるけど・・・

50000円で10000円なら、40000円儲かるじゃああんん？（かなり浅はか）

というわけで、さっそく根掘り葉掘り、探索開始。

この福袋は面白いシステムでして。。。

Aコーナーから一つ、Bコーナーから二つで、10000円だったんです。

つまり中身を自分で選べたんですね？

ええ、モロミエです。

でAコーナーにあったのが、このブラックコートなわけ。

わざわざ・・・店の店長が・・・

私はこういうウサン臭い言葉は、絶対信用しないんですが・・・

まあ～・・・話半分でも、22500円だからなあ・・・と思ったんですよ。

その店の商品もチェックしたら、高額商品置いてましたからね。

まあ・・・福袋で信用落とすような事は、しないだろう・・・と。

なぜかプーマのインナーがあったのは、気のせいとして・・・

で、買ったんです。

正直、その時は、私は服の事にあまり詳しくなかったんです。

しかし・・・今となっては・・・

ええ、もうとてもじゃないですが、45000円の服には到底見えません。

せいぜい・・・20000円か・・・いや・・・15000円か・・・

はぁ・・・しまった・・・

裏地を見たら、ポリエステル。

表地を見たら、ポリウレタン。

・・・・・・・やっちまったよ、お母さん・・・。

と、うなだれたいところなんですが、これが少々違ってくるんです。

この服、実はけっこう重宝するんです。

理由は・・・

これはどういうことか？といいますと・・・

基本的にポリウレタン樹脂の服って、大事にしようがないんですよ。

洗えないですから。

ええ、いつも冬の雨の日は、コレです。

で、大事にしてもしょうがないんですよ。

ポリウレタン樹脂の服は寿命がキマッテマスから。

ええ、ポロポロになってきます。

時間がたつと。

こうなってくるとですね～

発想が・・・とにかく着倒す方向になるわけです。

んで、これがけっこう似合うんですよね。

私に。

この服は・・・評価がすんごい難しいんです。

たいした服じゃないけど、耐久性があって、気を使わなくて良い・・・という感じの服・・・

プロ野球に例えて言うなら・・・

そこそこゲームを作ってくれる、移籍のベテランの外国人ピッチャーですか？

６回投げて、２～４点取られる。

で、給料は7000万円くらいの。

そこそこ勝って、そこそこ負ける。

歳をとってもうすぐダメになるのがわかってるから、球団も大事にしないし愛着がわかない・・・

けど、ゲームは壊さない。

ローテーションもそれなりに守る・・・みたいな。

こういうのって、どう評価すればいいんでしょうねえ・・・

良い服なのに、評価してないんですかね？

悪い服を我慢してるだけなんですかね？

う～ん・・・ようわからん・・・

ただ言えることは、結局

ということでしょうか？

ところが、一旦吹っ切れてしまうと、愛着はしてないけど、重宝してる・・・

結果的に、けっこう着てる服になってるんです。

これって、人間関係と、良く似てるかもしれませんねｗ

この服の評価はみなさんにお任せしますｗ

ばい、しんどばっと　・・・・・2005/10/1より