トリアセテート・・・
これはアセテートの兄弟みたいなものですね。
アセテートの項でも書いてますが、もう一回書いときましょう。
アセテートを、より合成繊維の性質に近づいたのが、トリアセテートってわけ。
さて、で、このトリアセテートなんですがあ・・・
トリアセテートの服・・・実はウチにあります。
でも、トリアセテート100%ではありませんし、まったくシルキーな雰囲気はありません。
じゃあ、どんな素材かというと・・・
麻(リネン)のような生地なんですよ・・・はい。
実は、私はトリアセテートって、麻(リネン)の代用品とばっかり思ってました。
なぜかというと、実際に自分が扱ってる商品で、トリアセテートの入ってる商品って、
あきらかに麻(リネン)を連想させる服が多いからです。
ちなみに、トリアセテートと他の繊維の混合です。
で、私は化学繊維の服で、麻的(リネンタッチ)な服って、
このトリアセテートの混合生地か、ポリエステルしか知らないんです。
トリアセテートが、アセテートより勝っているトコロは二点。
つまり、混合繊維にした時に、足を引っ張らないってわけ。
少なくてもね。
私はトリアセテートが、他の生地と混合することによって、生き残りをかけてると思うんです。
これ、まったくの私の想像ですけど。
つまりピン芸人では、メシを食えないわけです。
トリアセテートは。
誰かとコンビを組まなきゃ、やっていけないってわけ。
実は、これ前例があります。
ポリエステルも生産当初は、全然ダメポだったんです。
当時は、化学繊維は非常につらい時代でした。
まず第一に化学繊維に対して、差別があったことです。
化学繊維というだけで、安物繊維と否定されてしまったんですね〜。
第二には、今のように科学技術が進化してなかったというのもあります。
ええ、やっぱりそんなに大した製品でもなかったわけです。
ポリエステルは。
んで、生き残りを賭けて、他の繊維とのコンビを組んだんです。
有名なのは、綿65%、ポリ35%のシャツですが、これだけじゃありません。
毛(メリノ・ウール)ともコンビを組みましたし、麻(リネン)ともコンビを組みました。
今は化学繊維の中でトップシェアを誇る帝王も、冬の時代があったんですよ。
しかし45年の歳月、忍耐を重ねて、ようやく花開いたんです。
ん〜・・・
なんか、ヤスキヨ(横山やすし・西川きよし)を彷彿とさせますねえ・・・
もっとも、この二人は、二人で一人みたいなところがあって、ピンでは生きていけませんでしたが・・・
トリアセテートも、ピンで生き残れないのなら、コンビを組めばいいんです。
私の店にある、トリアセテートのパンツは、麻(リネン・タッチ)のような雰囲気で面白いですよ?
まあ、これは好き嫌いあるとは思います。
が、個性が無いより、全然マシです。
これは人でも言えるかなあ・・・
人間、一人じゃ生きていけないのよ・・・
一人じゃムリでも、コンビを組んだら、人生何とかなるってw
ばい しんどばっと ・・・・・2005/10/15より
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11:トリアセテート:ん〜〜かろうじて知ってる(笑)
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金属糸
化学繊維に近い=使い勝手がいい(洗える、シワにならない)です
ポリエステルです。
注1
トリアセテート
まいったなあ・・・
何話せばいいんだろ・・・(笑)
てか、メンズでは、
こういう化学繊維な服って
ないからねえ〜・・・
思い入れが、全く無いの(笑)
個人的には(笑)
注2
やすきよ
今のお笑いブームの土台とも
言うべき漫才ブーム・・・
その最大の功労者とも
言えるのがこのコンビ。
左 横山やすし
右 西川きよし
二人とも、ピン(一人)では
活躍できなかったが、
コンビで最大の実力を発揮した。
漫才だけでいえば、
ビートたけしも
この二人には勝てなかったからねえ