世界で始めての化学繊維・・・
それがこのナイロンです。
1966年、アメリカのデュポン社が開発に成功したナイロン66がはじまりです。
最初は女性のストッキング用として使われたらしいですね〜。
当時のキャッチフレーズがこちら。
原料は、石炭と水と空気です。
さて?
そもそも、化学繊維というものは、何のために作られたか?
それは天然繊維では不可能な事が出来るようになる為だったんです。
鋼鉄よりも強く、クモの糸より細いナイロンは、服地よりも別の用途の方が、多い感じがします。
釣り糸ですとか〜
ロープですとか〜
私は昔、兄貴とよく釣りに行ったもんですが・・・
よく考えたら・・・
ナイロンが無い時代の釣りって・・・どうやって釣ったんでしょうね〜?
木綿ではあっという間にプッチンでしょ?
うあ〜い!
「青空フィッシング」思い出す!!!
漫画です ペコリッ┌o
かなりの名作です ペコリッ┌o
さて、このナイロン。
服地に使う場合、どういった時に使うと思います?
一応、特徴はといいますと・・・
1:とにかく見た目がヌメっとしたロウソクみたいな感じがする。
ナイロン100%の服は、見た目にナイロン100%と、すぐバレる。
2:水を吸わない。
つまり汗を吸わないので、夏場はキッチイ。
3:柔らかい、そして軽い、とにかく丈夫。
つまり、薄地でもしなやかで、タフな服を作る事が出来る。
4:価格が安い。
大量生産がゴンゴンできる。
さてさて?
じゃあ、どういった服がナイロン100%にふさわしいかと言いますと・・・
もう、これしかないでしょうね。
特に寒い時のスポーツウェアに、うってつけなんじゃないでしょうか。
もし、自分の服を見たとき、ナイロンがちょこっと入っていたら、
それは耐久性を増すために入れていると思って間違いないでしょう。
かなりのタフな服に早変わりしますから。
あんまり良い服には、入ってないかもね・・・
ナイロンって・・・
ん?理由ですか?
ナイロンの質感って、安っぽいっていうイメージ・・・というか、偏見があるんですよ。
実際、ナイロンは安価ですからね〜
実は、服の世界では、劣勢に立たされているナイロンですが・・・
ナイロン特有の性質・・・
つまり軽くてタフな性質ですね?
これが正当な評価を受けつつあるんです。
有名なのは、「プラダ」でしょうか?
平気でナイロンバッグを作ってますよね〜
でも、私から言わせてもらえば、これは正当な評価ですよ。
例えば、有名なルイ・ヴィトンのモノグラムバッグありますよね?
あれは綿生地に塩化ビニールを染み込ませた「トアル地」というやつです。
傷が付きにくいとか、言ってますが・・・
でも・・・私から言わせてもらえば、「ナイロン地」の方が、よっぽど性能は↑だと思いますよ?
最近、私は面白いバッグを見つけました。
「ジェラルディーニ」です。
ミセスブランドのバッグですが・・・
ナイロンで高級なバッグを、本格的に打ち出したブランドですよね。
軽くて丈夫でタフで色が鮮やか・・・
ナイロンの未来は、きっと明るいと思いますよ?
ばい しんどばっと・・・・・2005/10/15より
・・・リンクマップ・・・
---ファッション論考---
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し ゃ れ ど う
Material
---素材・ナイロン---
15:ナイロン・・・世界で初めての化学繊維
「鋼鉄よりも強く、クモの糸より細い」
スポーツウェアですね。
結局「偏見」なんですよ。ナイロンの地位を低めてるのは。
Material
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天然繊維・植物系
天然繊維・動物系
化学繊維・再生繊維
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化学繊維・半合成繊維
化学繊維・合成繊維
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指定外繊維
金属糸
鞄(かばん)の世界では違います!
注1
ナイロン
ナイロンの服って・・・・
あんまり・・・
お洒落とは関係ないのかな?
でも化学繊維の
偏見が無くなれば、
これから出てくる可能性アリ
ガンガレ〜♪
注1
ナイロン製品
服の世界ではまだまだですが、
バッグの世界では、
今注目されてる、ナイロン!
何と言っても注目すべきは、
その軽さ!
これからナイロンバッグの時代が
きそうな予感・・・
もう、きてるのかな?
ちなみに↑のバッグ
エルメス・アカプルコ
20万円します。
ナイロンだけど(笑)